伝統を守りながら、新しい感覚を取り入れた、駿河流の鎌倉彫とカラクリタンス
材質は、カラクリの機能や隙間に隠してある忍び箱などが、エアコン、直射日光、湿気等の木の収縮で障害がなるべく起きない様、天然木(桐・ケヤキ・タモ・セン・ハン材料等)と、彫用シナ合板・天然木突板張り合板・ラワン合板・中質繊維材などと組み合わせて使用してあります。
手作り少量生産、作品名の浮世絵師の枕絵を使用して枕絵の収集にもなる。新築祝い、結婚祝い、夫婦和合、ボケ防止、友人、知人、親類、お客に笑いと自慢、楽しみ考えながら収納できるおもしろい小物家具です。
*浮世絵とは
浮世の事を浮きに浮いて描写した楽しい絵でありその中の特に枕絵は、夫婦和合・恋人同士・ 「一人笑い」と称して独身も楽しめ、古きは嫁 入り道具の一つとして珍重された、日本が誇れ るべき世界最高技術の多色摺り木版画である。
*カラクリタンスは何故昔からあるのか?
貴重品(お金、宝石、希少価値)のあるものを隠すため。
人に見られたくないもの(秘蔵品、避妊具、スケベイなもの)を隠すため。
*魔よけ
昔から中国の文献等から女性の裸図、男女の交わり図等を箪笥などに隠しておくと、武具・衣類・書などの虫除け、火災よけ、魔除けになると言う伝えがある。
上記三つの要因から{浮世絵(枕絵)+カラクリ}の鎌倉彫調の「魔除けからくりシリーズ」が生まれました。